アイテム変化

アイテム変化俗説
・前準備として先頭のキャラをすっぴんorものまねしにしアビリティに時空LV6、右手に変化させたいアイテム、左手を空欄、頭にリボン、体に白のローブor天使の白衣、アクセサリに守りの指輪or巨人の篭手を装備させる。
・戦闘に入り、先頭のキャラはクイックを使う。クイックの効果の1ターン目で自分を戦闘不能にする。自殺の方法は問わない。
・その後敵を倒すなり逃げるなりして戦闘を終わらせる。
・成功すると戦闘終了後先頭のキャラの右手の武器が変化し、左手にえふえふというアイテムが装備されている。

武器を変化させる場合は右手、盾を変化させる場合は左手に装備するとよい。
変化には「ライジングサン→チキンナイフ」といった法則があり、それを利用すれば通常1つしか手に入らないアイテムや本来入手できないアイテムも入手することができる。

よく耳にするアイテム変化の条件は大体こんなものでしょう。

が、詳しく調べてみたところ実際には上記の状態でなくてもアイテム変化は可能である事がわかりました。
以下は詳細になります。


変化の法則
※この項目では一部解析ネタが含まれています。

ゲーム内の全てのデータは数字で構成されている、というのは大抵の人が知っていると思います。
アイテム変化とは「装備したアイテムの数字が1ずつ減っていく」というものであるようです。
まぁ知っている人は知っていると思いますが。
アイテムコード表を置いておきますのでご覧下さい。この表の右から左へ変化していく、ということになります。

ところで、何故武器変化は右手、防具変化は左手、と決まっているのでしょうか。ちょっと調べてみました。
ゲーム中では右手、左手に1つずつアイテムを装備することができます。
が、メモリ内では

頭防具、体防具、アクセサリ、右手防具、左手防具、右手武器、左手武器

として管理されていることがわかりました。
見ての通り左右の武器と左右の防具は別々のものとして扱われています。
結論から言ってしまうと、アイテム変化技で装備が変わるのは左手の防具です。左に装備した防具は変化するのに武器は変化しないのは、それぞれ別の部分で管理されているためです。
防具変化はクイック→自殺を繰り返すことで一度の戦闘で何度も変化させることが可能です。

そして武器変化。
基本的にアイテム変化技で装備を変更できるのは左手防具と説明しましたが、実際には右手の武器も変化させることができます(武器変化がアイテム変化技として紹介されることが多いようですが)。この武器変化はあくまで防具変化の副産物的なものでしかありません。
上で説明したようにアイテム変化とは左手防具の値を1減らすものですが、左手防具の値が0の時はどうなるでしょうか。
左手の防具が0(何も装備していない状態)の時は、その上位の値から繰り下げられることになります。繰り下げられる一つ上位の値というのが、すなわち右手の武器の値になります。
つまり左手防具がえふえふになり、同時に上位である右手武器の値が1繰り下がって別の武器へ変化する、ということになります。
左手にえふえふを装備している状態では普通の防具変化になってしまい、武器変化は起きません。右手の武器をさらに変化させるには一度戦闘を終了させ、左手の防具をはずす必要があります(さらに255回防具変化をすれば武器変化可能になりますが現実的ではありません)。

左手防具、右手武器ともに何も装備されていない状態(左手にのみ武器を装備している状態等)でアイテム変化をすれば左手の武器変化も可能なのではないか、と思い試してみましたがこの場合ではアイテム変化は成功しないようです。

また、二刀流で左右に武器を装備した状態でも普通にアイテム変化は成功します。ただし表示では武器を優先するらしく画面上では確認できません。装備した防具の防御効果は現れるので、頑張れば「両手に武器を装備しつつ盾も装備」という状態にもできます。


変化の条件
よくアイテム変化の条件として「ジョブは何々」「装備は何々」と言われますが、どちらも直接関係していません。
関係しているのはすばやさ、体力のステータスのみのようです。
以下がアイテム変化可否の一覧表になります。
速\体0〜78〜1516〜2324〜3132〜3940〜4748〜5556〜6364〜71
0〜7×××××××××
8〜15××××
16〜23×××××××××
24〜31××××
32〜39×××××××××
40〜47××××
48〜55×××××××××
56〜63××××
64〜71×××××××××
※実際に全ての組み合わせを試したわけではありません。多分に推測が混じっています。
すばやさ8毎、体力16毎に変化の可、不可が変わるようです。
装備によるステータス補正も関係します。よく言われる「アイテム変化に適した装備」が全て体力ステータスを上昇させるものであるのもこの為でしょう。


キャラの位置
「装備を変化させるキャラ自身が自殺する」とも「どのキャラが自殺しても構わない」とも言われます。
調べたところどのキャラが自殺しても構わないことがわかりました。
ただし「1番上のキャラの装備を変化させるなら」という前提で、ですが。

よく装備が変化するのは1番上のキャラのみ、と言われますが、実は複数のキャラの装備を変化させることが可能です。
この「複数のキャラの同時アイテム変化」に関係しているのが自殺キャラの位置です。

下の表が自殺キャラの位置と変化するキャラの対応表になります。
 1234
1
2×
3××
4×××
縦軸、横軸どちらが「自殺キャラの位置」「変化するキャラの位置」でも構いません。どっちでも同じなので(笑)。
1番上のキャラは誰が自殺してもアイテム変化可能で、また自身が自殺した場合にはどのキャラもアイテム変化が発生します。
4番目のキャラは1番上のキャラが自殺した場合のみアイテム変化可能で、自身が自殺した場合には1番上のキャラのみアイテム変化が発生する…ということになります。
どの位置のキャラもアイテム変化の条件は同じで、すばやさと体力の値で可否が決まります。

「自殺」という表現を使いましたが戦闘不能にならなくても、クイックを中断することができれば方法は何でもかまわないようです。
具体的にはクイック中に戦闘不能・石化・狂戦士・混乱・麻痺・眠り・ストップ・歌う状態になることでクイックを中断できます。
また、複数のキャラのアイテム変化は同時に発生するので、無駄にクイック中断を繰り返す必要はありません。
4人全員がアイテム変化可能の条件を満たしている状態で、1番上のキャラがクイック中断すれば4人同時アイテム変化も可能になります。

なお、これらの条件はあくまで前提条件です。
この条件を満たしていない限りアイテム変化は成功しませんが、逆にこの条件を満たしているからといって必ずアイテム変化が成功するようになるわけではありません。

蛇足ではありますが戦闘中に装備アイテムを使用することで、アイテム変化が成功したかどうかを知ることができます。
アイテム変化が成功している場合、メニューでの表示と使用効果は変化前のままですが、使用時のアイテム名だけがなぜか変化後のものになります。
ただし、この確認方法が有効なのは武器変化の場合のみです。
防具変化の場合は戦闘を終えるまでアイテム変化の成否を知る方法はないと思われます。


その他
アイテム変化技ではFF5の全てのアイテムを作りだすことができます。本来装備できないアイテムを装備することも可能です。
本来装備できない消費アイテムを防具として装備した場合の能力表を作成しましたので参考程度に…。

消費アイテム装備によるステータス補正表
アイテムの防御力などをまとめています。ほとんどのアイテムで、表示されているステータスと実際の戦闘中のステータスとが違っています。
中にはアイテム変化成否に関わる体力値、すばやさ値を大きく変えるものもあり注意が必要です。

消費アイテム装備による特殊効果表
アイテムの特殊効果をまとめています。多くのアイテムが特殊効果を持っていますが、状態異常によりほとんど有効に使えないのが残念なところです。
ゲーム進行を止めてしまうものがあるのでこちらも注意が必要です。

変化させるのが困難なアイテムは一度の戦闘で複数回変化を行い、変化を飛ばしてしまいましょう。